lib-mus

図書館と博物館をつなぐ存在になりたい。

本の背を記憶する

図書館員時代、

レファレンスをこなす中、

本のキーワードや分類ではなく、

本の背の色や印象を伝えてくる利用者がいた。

 

わたしが司書の資格を取得するために勉強してきた知識にはなかったので、最初に経験したときには驚いた。

 

それを経験してからは、

どんなときでも本の背を気にするようになった。

 

本の背に、

そもそもタイトルがなかったり、

厚みがなく印象が残らなかったり、

出版社の名前があってもラベルで隠れてしまうときには注意深くなるように。

 

そうこうしているうちに、

背にびびっときて購入する決め手になることも。

 

図書館員じゃなくなった今でも、

本の背を記憶するようになっている。

 

ただ、利用者として図書館でお目当ての本が見つからないときに、本の背の特徴だけを伝えるのはやめている。