2013年の中国美術関連の展覧会は例年より潤っていました!!
多くの人に中国美術の面白さやミステリアスさが伝わったのかなと思います。
しかし、中国美術の歴史や先行研究を知りたい!!と思っても、
中国美術の日本語の文献が充実していないのが現状です。
研究者が読むような専門書や図録ではおすすめしたいものはありますが、
入門書レベルの本でおすすめのものはなかなかありません。
わたしとしては、
中国語の文献のほうが、読みやすく、面白い切り口のものがあると思います。
そこで、中国関係の専門書店に足を運んでみてほしいのです。
中国関係の専門書店というと、
中国語の本ばっかりだし、
店員さんに話を伺うにも勇気がいるし…
と思う方も多いはず。
実際は、そんなことはありません。
大変おしゃべり好きな人が多く、
店員さんのおすすめの本や読みやすい本を紹介してくださいます♪
中国語の文献をお探しの方におすすめの書店を2つ挙げておきます。
東方書店
わたしが大学時代からよく通っている書店。ここに行くと、身が引き締まります!あー研究がんばろうって。
魅力は、なんといっても「本の多さ」。
基本書から専門書、マニアックな本まで、ほんとうに充実しています。
日本語の文献を探している人にもうれしいぐらい日本語の文献を多く扱っています。
東方書店に足を運ぶと、中国美術の本の動向もわかります♪
亜東書店
亜東書店の魅力は、「中国・韓国など幅広い本が充実」「支店があること」。
名古屋に支店があるので、名古屋クラスタには一度足を運んでみてほしいです。
亜東書店は、中国、韓国などアジア各地の本を扱っているので、
いろんな国の本を手にとり、多角的な視点で読むことができます。
東方書店よりラフに足を運びたくなる書店だと思います。